ボーッとしてると、知らない誰かの物語に埋め尽くされる。
実在するかも怪しい、作者すらいない、実はAIかもしれない、
得体の知れない誰かの物語で、体内も脳内も埋め尽くされてしまう。
自分の物語を生きたい。
自分の物語を欲しがると、パニックで何もできなくなる。
…深淵とにらめっこした赤ネコは、瞳の奥の井戸の向こうに王子を見出した。
つくばエクスプレス浅草駅 3番出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。
浅草を歩いてると、度々距離感や遠近感が狂う。
大きい通りでは、不規則多国籍な人の波に圧倒される。
今が何時代で地球のどこにいるのか?
自信がなくなってくる(´Д`)
なので、1本中の通りに入ってまずは落ち着く。
ところがここでも不思議なことが起きる。
昼と夜では縮尺が3倍ぐらい違って感じるのだ。
昭和を感じさせる家や店の向こうに大きな建物がある。
歴史のある寺から新参者スカイツリーやタワマンまで。
格差の象徴のような対比。
こんな見た目エグい街は、今の東京ではあまりない。
大阪まで行かないと見れなさそうだ。
だがここにはそれがある。
この風景が我々の視覚を狂わせる。
昼間は向こうの通りまでがすごく近く感じる。
「こんなに狭いのか」気づかず素通りしそうだ。
ところが夜になると、目を覚ました店の賑わいが
延々と続き、その光と闇に底知れぬ深さを感じる。
もちろん歩いてみれば同じ距離である。
かかる時間も変わらない。
酒や飯や珍しい風物や芸に惑わされない限り。
浅草ダンジョン 西南かっぱ橋エリア。
あなたは遭難せずに無事辿り着けるかな?
劇場までの道を写真で案内します→→→あさくさ劇亭への道